キユーピー 「ロボットフレンドリーな環境構築支援事業」に採択

 キユーピーは、日本機械工業連合会(JMF)が公募する、「令和2年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」に採択された。2020年9月30日に発表した。

キユーピーグループでは、AI原料検査装置システムを導入して、野菜の加工品の異常チェックを機械で実施するなど、ロボットの導入により生産性を向上させている。(月刊事業構想2020年4月号参照

今回の事業は、ロボット導入が進まない「施設管理分野」「小売分野」「食品分野」における、ロボットフレンドリーな環境を構築することが目的。キユーピーは、「食品分野」において、惣菜の盛り付け作業のロボット化をパートナー企業とともに、低価格で実現することを目指して参画する。

今後、2021年3月までに、「盛り付け方式の仕様」「製造ラインの構想設計」「アームロボットの仕様」をテスト環境で決定、2021年4月以降は惣菜工場での実証システム構築につなげていく考えだ。

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