三菱地所 丸の内エリアのスタートアップ・エコシステム形成を加速

三菱地所は、FinTech拠点「The FinTech Center of Tokyo, FINOLAB(以下「FINOLAB」)」において、「FINOLAB FUND」を設立・出資するなど新たな取り組みを推進し、同エリアのスタートアップ・エコシステム形成を加速する。2020年9月23日に発表した。

今回、三菱地所は新設する「FINOLAB FUND」に有限責任組合員として出資する。「FINOLAB FUND」は、スタートアップ企業と伴走するファンド。投資先企業の各ニーズに対応したアクセラレーションプログラムを組成しながら投資を行うことで、企業価値の向上を総合的にサポートする。

FINOLABは、三菱地所が丸の内エリアに位置づける2020年以降のまちづくり「丸の内 NEXTステージ」の一環であるFinTech拠点(月刊事業構想2018年12月号参照)。このほどリニューアルしてスペースを拡張し、スタートアップ向け個室、企業向けプロジェクトルーム、イベントスペース、会員専用のラウンジやキッチンも備えている。会員企業であるELEMENTSのレジレス型食料店舗「FANTRY」のショーケースを導入したり、ピッチイベントのオンライン配信などの取組も進める。

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