ヘラルボニー サステナブル・ミュージアムを名古屋にオープン

ヘラルボニー(月刊事業構想2020年8月号参照)は、服から服をつくるサーキュラーエコノミーブランド「BRING」を展開する日本環境設計、産業廃棄物からなるアップサイクルブランドを展開する「MODECO」を展開するサリーレーベルと連携し、2020年9月18日から名古屋市栄区の「RAYARD Hisaya-Odori Park」に、3カ月限定の美術館型店舗「サステナブル・ミュージアム」をオープンする。

この美術館では、店内壁面を月替わりで、知的障害のある作家のアートで装飾する。このアートは、展示期間終了後は、「WALL ART TOTE BAG」としてアップサイクルされる。さらに、一部のアートは、障害のある方々が所属する福祉施設に縫製・仕上げを依頼をすることで、「MODECO x HERALBONY」コラボレーション限定アイテムになる。知的障害のあるアーティストと縫製や仕上げ作業を実施する福祉施設への賃金支払いに加え、環境への配慮による社会貢献という価値を付加します。

ヘラルボニーは、知的障害のあるアーティストの作品をアパレル製品、駅や工事現場の囲いに作品をアートライフブランド「HERALBONY」として展開し、掲示するなど、様々な事業を展開するスタートアップ。サステナブル・ミュージアムでは、名古屋初出店を記念した「HERALBONY」のアートプロダクトや、「BRING x HERALBONY」、「MODECO x HERALBONY」の限定コラボレーション商品や企画を用意する。

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