JALとNearMe シームレスな移動サービス提供を目指し連携を開始

2020年9月7日、日本航空(JAL)と、NearMe(東京都千代田区、月刊事業構想2018年10月号参照)は、AIを活用した、空港と自宅・目的地間のドアツードアサービス実現に向けて連携を開始したことを発表した。

NearMeは、リーズナブルなドアツードアの移動を実現するオンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル」を提供している企業。このサービスでは、利用予約した1人1人の行き先や到着希望時間帯を基に、同乗者のマッチングし、それぞれの行き先から最も効率的な移動ルート設定が可能なAIを活用している。

今回の連携により、沖縄地区と東京地区で、航空機を利用する前後でのシームレスな移動を提供する。また、那覇空港で「スマートシャトル」のサービスを開始することで、市内への移動手段を増やし、滞在時間を効率的に使えるようにする。

連携の第1弾として、JALのWebサイトを経由した特設サイトから「スマートシャトル」を予約できるキャンペーンを開始する。今後、両社はさらなる利便性向上に向けて、サービス提供エリアの拡大を検討している。

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