MAKOTOキャピタル 福島県相馬市で被災地のベンチャー支援強化

2020年9月2日、MAKOTOキャピタル(宮城県仙台市)は、福島県南相馬市内に「相双オフィス」を開設し、被災地に進出するベンチャー企業への支援を強化することを発表した。MAKOTOキャピタルは、ファンド事業、アクセラレーター事業、経営コンサルティング事業を展開し、東北で活動する起業家や企業に対する支援を行う企業。

相双オフィスは、南相馬市小高区のイノベーションの拠点である簡易宿泊所付コワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」(月刊事業構想2020年1月号参照)内に設置し、専門的な知識と経験を有するスタッフが常駐する。

この相双オフィスを拠点に、南相馬市内に設置されているロボットテストフィールドに進出している企業や、福島県浜通り地域に進出を計画する企業向けに、出資などによる事業資金を供給していく。また、事業計画や資金計画の策定支援も実施する。融資や助成金・補助金にとどまらない、幅広い資金調達の手段を提供し、浜通りに拠点を置くベンチャー企業がよりスムーズに事業を拡大できるようにする考えだ。

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