ジモティー 地域内の格安配送代行サービスの実証実験を開始

ジモティー(東京都品川区)は、2020年8月17日、近距離配送に特化した配送代行サービスの実証実験を東京都内で開始した。ジモティーは地域密着型の情報サイト「ジモティー」を運営しており、無料で情報を掲載することができる。不用品の譲渡先を近所で探すコーナーは人気のコンテンツの1つだ。大型の家具や家電など、遠距離の輸送に手間や費用がかかる物品の譲り合いが活発に行われている。

今回、実証実験を行う配送代行サービスでは、近距離での格安配送の実現を目指す。依頼数を増やし、近距離での配送ルートを効率化することで、5kmの輸送を500円という格安料金で実施できるか検証する。軽トラックの車両に積める大きさの商品が配送の対象となり、地元で配送サービスを提供する複数の企業と業務提携の上、実施する。

これまで、「ジモティー」で不用品の引き取り手が見つかった場合、ユーザーは自家用車やレンタカーで自分で配送するか、配送業者を手配する必要があった。ジモティーによる近距離の格安配送サービスが実現すれば、地域内の不用品の取引をより便利に実施できるようになる。

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