日本システムプロ、土間土間 フロアーロボットの実証を開始

POS、オーダーエントリーシステムの企画・開発を手がける日本システムプロジェクト(東京都新宿区)と、レインズインターナショナル(神奈川県横浜市)が運営する「居酒家 土間土間」は、コロナ禍に対応したロボットの実証実験を開始する。2020年8月6日に発表した。

実証実験に使用するロボットは中国をはじめアジア、アメリカなど世界中で活躍しているフロアーロボットの「PEANUT:ピーナッツ」。飲食店のマッピングデータと複数のセンサーで自律的に判断をし、料理を自動で配膳する。走行速度は設定変更が可能で、音声で料理の到着を案内する。コロナ禍による新様式への対応、業務効率化、人員不足対策、顧客を楽しませる効果を目的としている。また、「PEANUT」が配膳、片付けを行うことで、顧客とホールスタッフの直接的な接触機会が減少し、感染予防対策の有効手段になりうるかも検証する。

配膳をロボットに任せることで、ホールスタッフは料理の説明などのサービスに集中できるようになる。両社は接客品質の向上やホール業務の省略化、効率化に期待をしている。

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