ぺんてる、セーラー万年筆 ロボット機器事業で業務提携

2020年7月31日、ぺんてる(東京都中央区)とセーラー万年筆は、ロボット機器事業に関する業務提携基本合意契約に関する基本合意を締結したことを発表した。

両社はこれまで筆記具製造において、製造プロセスの機械化、内製化を推進してきた。ぺんてるは、自動化機械・省力化設備に関わる多くの要素技術を蓄積・活用し、自動車や医療業界などに自動組立機械を外販している。自動化技術の活用で、これまでに約2000システムの生産設備を開発・製造してきた。

また、セーラー万年筆は、1969年より射出成形機用取出ロボットの製造販売を開始し、50年以上の実績を有する産業用ロボットのメーカーでもある。万年筆カートリッジの自動取出ロボットの開発からは射出成形型品自動取出しロボットRZシリーズが生まれ、1万2000台以上を販売している。

両社は、このような技術を活用した協業・営業協力によりさらなる事業拡大を目指す考えだ。

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