ユニカとジーニー デジタル屋外広告向け配信サービスを開発

2020年7月29日、ジーニーとユニカ(東京都新宿区)は業務提携をし、DOOH(Digital Out of Home:デジタル屋外広告)向け広告配信サービス「YUNIKA VISION DOOH」の提供することを発表した。2020年8月17日から開始する。

ジーニーは、企業のマーケティング用ソリューションを開発・提供する企業。ユニカは、総合不動産業、屋外広告メディア事業、広告代理店業、レジャー・アミューズメント施設運営管理などを手掛けている。今回ジーニーは、ユニカの日本最大級の複合型屋外デジタルサイネージ「YUNIKA VISION」に向け、広告配信の効率化と最適化を実現する「YUNIKA VISION DOOH」を開発した。

同システムを使うと、広告代理店・広告出稿企業は、広告配信先の在庫状況や料金を、オンラインの管理画面から確認して発注することができる。また、複数の広告配信先での予算配分など、Webマーケティングにおける運用型広告同様の機能もついており、屋外広告配信の業務効率化と効果最適化が可能になった。屋外ビルボード媒体でのOEM提供は国内で初となる。

既存の街頭ビジョン向け広告では、広告代理店・広告出稿企業が発注を行う際、街頭ビジョン運営会社に在庫状況や料金について都度オフラインで問い合わせる必要があるなど、非効率な業務プロセスが存在していた。

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