三菱自動車工業 倉敷市の水島製作所で軽EV生産の設備投資を実施

2020年7月28日、三菱自動車工業は、岡山県倉敷市の水島製作所において新型の軽電気自動車(軽EV)を生産するための設備投資を8月より開始することを発表した。投資規模は総額約80億円。岡山県は将来の地元製造業の柱として、EV産業の誘致と発展に力を入れている(月刊事業構想2019年2月号参照)。

新型軽EVについて三菱自動車は、アライアンスを組む日産自動車との共同開発を検討している。今回の投資で、(1)新たに採用する駆動用バッテリーの組立設備及び検査設備の新設、(2)駆動用バッテリーケースの内製化に伴うプレス・溶接組立・塗装設備の増設、(3)EVプラットフォーム製造に対応するためのライン増設、などを予定している。

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