JTBとNECソリューション ホテル遊休スペースをシェアオフィスに

新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークが普及する中、安定したインターネット環境、オンとオフの切り替えなど、自宅等での仕事環境をめぐる様々な課題も浮上した。そこで、全国のホテルに広域ネットワークを持つJTBと、ICTで社会課題を解決するNECソリューションイノベータが協力し、作業環境の課題解決と、企業のテレワーク推進を後押しする。

まずは東京都と周辺都市でサービスを展開し、2021年3月頃までに名古屋、大阪へ提供エリアを広げ、2022年3月までに全国展開を目指す。両社は、これにより「新しい日常」に向けた働き方改革の推進に貢献していく考えだ。

シェアオフィス事業は、企業の社員がホテルの客室や会議室などをシェアオフィスとして利用することで、場所や時間に縛られない多様な働き方を提供するもの。ホテルは、遊休スペースをシェアオフィスとして提供することで、新たな収益を得られる。