セールスフォース コロナ後の課題に取り組むDX セミナーを開催

 セールスフォース・ドットコムは、2020年7月7日~10日、オンラインセミナー「Salesforce Live: Financial Services/Government」を開催する。「経済・地域・社会課題の解決に向けたデジタルイノベーション~ネクストノーマル時代を切り開く~」をテーマに、4日間にわたって22のトークセッションを持つ。

公共機関向けセッションの1つ「デジタルガバメントの実現に向けて」では、セールスフォース執行役員エンタープライズ公共・金融営業統括本部 公共営業部長の小暮剛史氏が、公的分野のデジタル化について分析する。コロナ危機下において、行政がさまざまな支援施策を実行する中で、公的分野のデジタル人材不足や、書面主義の制度の課題が明らかになった。さまざまな人が利用することになる行政サービスのデジタル化においては、利用者の目線で制度を設計し、システムを開発する必要がある。デジタルガバメントを実現するために、セールスフォースがどのような支援が可能かを事例を交えて紹介する。

また、「世界で活躍する"萩ブランド人財"の育成と持続可能なデジタル産業の創出」では、山口県萩市市長の藤道健二氏を迎え、地域の持続可能なデジタル産業の創出について議論する。萩市とPhone Appli社、セールスフォースは、IT人材育成とデジタルビジネス創造に向け「括的連携・協力に関する協定」を2019年に締結した。アプリ開発者を萩市で採用・育成し、国内外のアプリ開発ニーズに応える開発センターとすることを目指している。このセッションでは、現在の Phone Appli萩・開発センターの状況も紹介する。デジタル産業を育成することが、地域の活性化にどのように貢献するのかを分析していく。

「Salesforce Live: Financial Services/Government」のオンラインでの参加は無料だが、事前申込が必要。

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