大津市、京阪グループ、日本ユニシス MaaS実証実験の結果を発表

2020年6月16日、大津市と京阪ホールディングス、京阪バス、日本ユニシスはMaaSの実証実験結果を発表した。2019年11月1日から12月1日にかけて大津市内および比叡山にて実施していたもの。

この実証実験は、地域内移動の利便性向上、誘客・周遊の促進への寄与を検証し、大津エリアおよび比叡山エリアのさらなる活性化施策の立案に役立てることを目的としたもの。

実験では観光MaaSアプリ「ことことなび」を配信し、アプリ内で大津市内および比叡山の観光地にスムーズなアクセス可能な1日乗車券を販売したり、観光案内やルート検索機能、乗車券エリア内の観光施設などで利用できるクーポンの提供、アプリを活用したスタンプラリーなどを実施した。

結果は、アプリのダウンロード数が2808件、乗車券販売枚数が1398枚となり、目標値のダウンロード数2000件、乗車券販売枚数1000枚を超える成果を達成した。

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