リーガルテックのMNTSQ 小松製作所、福岡銀行と実証実験を開始

2020年6月10日、リーガルテックベンチャーのMNTSQ(東京都千代田区、モンテスキュー)は、リーガルテックサービスの一般販売に向けた実証実験を、小松製作所および福岡銀行とそれぞれ開始したことを発表した。

MNTSQは、大企業の契約業務を変革するプロダクトの開発を進めている。最終段階として、実際に大企業の経営課題に対して価値を提供できるかの検証を目的にパートナー企業を非公開で募集し、小松製作所、福岡銀行などからの協力を得た。

今回、実証実験を行うリーガルテックサービスは、契約書のドラフティング、レビューから管理に至るまでの一連のプロセスを変革するものだ。企業の契約関連の部署で、働き方改革や業務のデジタルトランスフォーメーションを実現することを目指している。実験では、機械学習技術による成果検証やユーザビリティの改善、サービスの導入効果検討を行う。また、福岡銀行との間では、金融機関に特化した機能の開発と導入効果検討も実施する。

MNTSQは実証実験を経て開発されたプロダクトの一般販売を、2020年夏頃に開始する予定だ。

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