アスラボ、JR東スタートアップ 駅ビル飲食支援へ資本業務提携

2020年6月5日、アスラボ(東京都港区)は、JR東日本の子会社であるJR東日本スタートアップ(東京都新宿区)と資本業務提携したと発表した。駅ビルや駅ナカなどの空き店舗を活用したシェアレストラン事業・テイクアウト事業を展開する。

アスラボは、厨房を複数の料理人でシェアし、会計・ドリンカー・ホールスタッフなどをシェアすることで、開業資金・運営コストを削減できる独自の「シェアレストラン」を運営している。また他業種・複数店舗業態の経営管理に対応したシェアリングプラットフォーム「ASULABO」も開発・提供している。

駅ビルや駅ナカでは、人手不足で運営が継続できないチェーン店舗や小規模店舗が増えている。個々の料理人がレストランを開業することで、地域や沿線の特徴を活かした飲食店の展開と周辺の活性化が実現することを期待して、業務提携に至った。アスラボは、自社製品・サービスを通じて、駅ビル・駅ナカの飲食店利用者の満足度を高める食空間・食体験を生み出していく考えだ。

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