手荷物当日配送のAirporter 約2億円の資金を調達

2020年4月27日、当日配送で「観光時間」を創出することを目指すAirporter(東京都千代田区、月刊事業構想2018年6月号参照)は、約2億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。

Airporterは、宿泊施設と空港間の手荷物当日配送サービスを提供する企業。荷物によって観光が制限されない旅行をサポートしている。

今回調達した資金で、業務提携の強化、国内線ターミナルへのサービス拡大、無料配送の実現などを実現させていく。これまでAirporterはインバウンド客を対象に、国際線ターミナルを拠点にサービスを展開していた。事業を進める中で、国内線でも利用したいという要望を受け、羽田空港を皮切りに、各主要空港の国内線ターミナルでもサービスの展開を目指す。更に、無料で手荷物配送を提供するビジネスモデルも展開予定。無料配送で得られる顧客データを活用したマーケティング支援やデータ分析の新規事業を立ち上げることで、顧客からの代金を無料にする考えだ。

今回の引受先は、以下の通り。(順不同)
・31VENTURES Global Innovation Fund 1号
・マネックスベンチャーズ株式会社
・Global Catalyst Partners2号投資事業有限責任組合
・地域創生ソリューション株式会社
・みずほキャピタル株式会社

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