ラクスル TVCM運用プラットフォーム「ノバセル」事業を開始

ラクスルは、2020年4月23日、テレビCMの制作・放映からその効果検証までをまとめたサービス「ノバセル」を開始すると発表した。ラクスルは2018年から、テレビCMを使ったことがない中小事業者に向けたサービスを実施している(月刊事業構想2019年12月号参照)。これに、広告効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」を追加し、新サービスとしてローンチさせる。

ノバセルは、ラクスルが実施してきたマーケティング活動のノウハウを集め、これまでテレビCMを使ったことがない事業者でも、効果的なCMが打てるようにしたもの。ノバセルアナリティクスはSaaSとして提供しており、将来的には他社基幹システムなどとも連携していく考えだ。

同事業は、ラクスルとしては印刷、物流に続く新規事業となる。既にテスト版を導入している企業があり、現四半期は7.4億円を売り上げている。「数年後に売上100億円を超える事業に育てる」と、同社取締役の田部正樹氏は話した。

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