JX通信社 LINE NEWSで新型コロナのリアルタイムデータを提供

報道ベンチャーのJX通信社(東京都千代田区)は、LINEの運営する「LINE NEWS」に対して、新型コロナウイルス感染症のデータ提供を開始した。2020年4月23日に発表した。これにより、「LINE NEWS」のユーザーは、国内外の新型コロナウイルス感染状況をマップやグラフで確認することが可能になる。

JX通信社は、国内大半の報道機関や官公庁、インフラ企業等にSNS発の緊急情報を配信する「FASTALERT」や一般消費者向けの速報ニュースアプリ「NewsDigest」、自動電話選挙情勢調査などのサービスを提供しているテックベンチャー(月刊事業構想2018年7月号参照)。

今回の「LINE NEWS」に提供するデータは、AI緊急情報蒐集サービス「FASTALERT」を通じたもの。「FASTALERT」は現在、全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業などに、幅広い導入実績がある。

JX通信社は、新型コロナウイルス感染症を巡っては、国内でいち早く国内感染状況をまとめたマップを公開。最新の感染状況をデータから定性的情報まで幅広く収集し、様々な企業にAPIを通じて提供してきた。

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