環境省 事業構想大「ゼロエミやまなし」地域循環圏活動団体に

先端教育機構 事業構想大学院大学が取り組む「ゼロエミやまなし」が、環境省「令和2年度 地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築に向けた地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体」事業に選定された。2020年4月8日に先端教育機構が発表した。

ゼロエミやまなしは、気候変動・エネルギー対策と持続可能な社会づくり、SDGsなどに取り組む研究機関、企業、NPO、行政、個人などによって構成される団体。山梨県北杜市をモデルに、環境・経済・社会それぞれの課題を統合的に解決し、地域から卒FIT電源の新たな事業モデルを提案することを目的としている。

同団体のアドバイザーを務める事業構想大学院大学准教授の重藤さわ子氏は、「卒FIT電源は今後多くの地域でその利用方法が課題となることが予想されます。既に卒FIT電源が多くある北杜市で先駆けて、地域エネルギーを活用した地域主体の事業モデルを提案し、脱炭素の地域づくりにつなげれば、他地域への波及効果も大きいと考えられます」とコメントしている。

環境省の「地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築に向けた地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体」事業では、地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築の環境整備に取組む団体を選定している。地域循環共生圏の創造を推し進めることを目的としたもので、2020年度の公募では計32団体が選定された。

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