シルバーウッドとピクシーダスト 自動運転車いすの共同事業を開始

2020年2月14日、シルバーウッド(千葉県浦安市)とピクシーダストテクノロジーズ(東京都千代田区、月刊事業構想2018年8月号参照)は、自動運転車いす「xMove(クロスムーブ)」の共同事業を開始したことを発表した。

シルバーウッドは、建築事業、高齢者住宅事業、VR事業を主軸としている企業で、ピクシーダストテクノロジーは大学発のテクノロジー「HAGEN 波源」をベースにした社会課題解決のための製品を開発する企業。超高齢社会における介護人材不足や、介護保険圧迫といった社会課題を解決するため、協業を始めた。

xMoveは、市販の電動車いすに自動運転化ユニットを後から搭載することにより、電動車いすを自動運転車いすに高度化することができる装置。ボタンやスマートフォンからの操作で、好きなときに好きな場所に行くことが可能になり、車いす利用者と介護士の移動介助に関わる負担軽減を目指す。既に、シルバーウッドの高齢者住宅にて現場の意見を反映させながら実証実験を行い、開発を進めている。

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