山梨の自治体、NTT東など 山間部にIoT実装 共同実証実験を開始

2020年1月21日、山梨県小管村、保都留森林組合(山梨県上野原市)、boonboon(山梨県北都留郡小菅村)、さとゆめ(東京都千代田区)、NTT東日本は、共同実証実験を開始することを発表した。2020年2月から実験に着手する。

今回の実験では、小管村の山間部にIoTを実装し、「林業従事者の労働災害抑止」や「シカ等の獣害対策」といった、林業の共通課題解決を図る。山間部を効率的にカバーできる高出力の独自LPWAを用いて、緊急時の救助要請を可能にする仕組みや、害獣捕獲時の通知機能を提供する。

実証実験にあたり、村を挙げて地方創生に取り組む小管村、森林整備や林業の成長産業化に取り組む北都留森林組合、鳥獣対策ベンチャーboonboon、地方創生総合戦略に携わるさとゆめ、ICTの観点から地域との協働事例を創出しているNTT東の5社で協働していく。

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