オイシックス・ラ・大地 CVC投資先3社を決定

オイシックス・ラ・大地は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC) ファンド「Future Food Fund(FFF)」の投資先3社を決定したと2020年1月15日に発表した。FFFによる投資の第1号案件となる。オイシックス・ラ・大地は、食関連の新ビジネスを支援する様々な活動を手掛けている(月刊事業構想2019年9月号参照)。同ファンドは2019年10月に立ち上げたものだ。

今回の投資先は、MiL(東京都渋谷区)、ファームノートホールディングス(北海道帯広市、月刊事業構想2018年7月号参照)、米Fifty Food社。MiLは、次世代の食品メーカーを目指し、シェフや小児科医などとチームを組んで実証データに基づく商品・サービスの開発を行っている。ファームノートは、酪農・畜産向けIoTソリューションを提供する企業。Fifty Food社は、身体に優しいヴィーガンインスタントヌードルを開発しており、アジアへの展開を計画している。

FFFはこれらの投資企業に対し、オイシックス・ラ・大地のECサイトでのテストマーケティングやデータ分析、商品開発、生産、物流、マーケティングノウハウなどの面からの支援も、必要に応じて行っていく予定だ。

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