USENと新生銀行 飲食など小規模事業者向け金融で新会社設立

新生銀行と同銀行グループのアプラス、USEN-NEXT HOLDINGSは、2020年1月をめどに共同出資会社を設立し、金融事業を共同で立ち上げることに合意した。2019年12月18日に発表した。

新会社は、USEN-NEXT GROUPの顧客である75万の飲食店・美容院・各種小売店等の小規模事業者(Micro and Small Enterprise、MSE)向けに、ビジネスクレジット(割賦)やベンダーリース、事業用クレジットカード、レンディングなどの金融サービスを提供する。アプラスの支援の下、これらの金融サービスを提供しつつ、USEN-NEXT GROUPの商品の導入をサポートする予定だ。

共同事業を通じて獲得したデータやノウハウを活用して、競争力のある金融サービスの開発・提供を行うことも検討している。 USEN-NEXT GROUPが保有する取引データなどから算出するスコアリングモデル「U-Score」を開発し、MSE向けファイナンス市場でのシェア拡大を図る。これを通じて、USEN-NEXT GROUPの経済圏を構築するという。一部の業務では、FinTech企業クレジットエンジン(東京都港区)の技術も活用する。

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