吉本興業 東京でユヌス博士の講演などイベント開催

吉本興業は、2019年11月23日、同社東京本部において、「ユヌス・よしもとソーシャルビジネスフェア」を開催する。ノーベル平和賞受賞者で、グラミン銀行の創設などソーシャルビジネスの第一人者として知られる、ムハマド・ユヌス博士の講演の他、様々なブースが出展する。

貧困、環境、介護、後継者不足、まちづくりなど、様々な社会課題に対して、収益を上げながら、継続的に解決を図る取り組みとして注目されるソーシャルビジネス。吉本興業では、2018年にユヌス博士とタッグを組み(月刊事業構想2018年6月号参照)、ユヌス・センターとの合弁会社「ユヌス・よしもとソーシャルアクション」を設立した。同社は、ソーシャルビジネスの実践と普及を目指している。

この取組は、2011年よりスタートした、47都道府県に芸人が移住し、地域を盛り上げる「住みますプロジェクト」とも連動。全国の「住みます芸人」が中心となり、実際に地域の課題解決を目的としたソーシャルビジネス開発が進行中だ。

 今回のイベントでは、ムハマド・ユヌス博士による講演の他、ソーシャルビジネスを直接体験できるブースが出展している。全国の「住みます芸人」が出展するブースでは、ご当地ワークショップや物産販売など、様々な企画が繰り広げられる。その他、お笑いステージや屋台も出る。エンターテインメント要素を盛り込みつつ、来場者が楽しみながらソーシャルビジネスに触れる機会を提供する。

入場は無料だが事前申込が必要。詳細はこちら

Yoshimoto_yunus.png