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敗血症の検査に大賞 アジア・アントレプレナーシップ・アワード

月刊事業構想編集部(2019/11/5)

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第8回アジア・アントレプレナーシップ・アワード2019(AEA2019)が、千葉県の柏の葉キャンパスで2019年10月30日から11月1日まで開催された。この賞は、アジアのベンチャー企業や最新技術を柏の葉エリアに集め、メンタリングやプレゼンテーションを通じて審査するイノベーションアワード。入賞したベンチャーに、柏の葉エリアを実証実験フィールドとして提供することで、ベンチャー企業の成長をサポートする。今回のグランプリは、シンガポールのAcumen Research Labs社が獲得した。

Acumen Research Labs社は、2010年にバイオ分野の受託研究機関として創業した企業。自社で開発した敗血症の遺伝子検査ビジネスについて同社CEOのONG SIEW HWA氏(写真)がプレゼンテーションした。現在の敗血症の診断には血液培養が必要で、結果が出るまでに3~5日かかる。このため、急激に悪化する敗血症の治療方針の決定は、医師の経験によるところが大きい。Acumen Research Labsでは、敗血症関連の遺伝子のセットを検査することで、4時間で結果が出るようにした。この検査は、敗血症の治療が奏功しているかどうかのモニタリングにも使えるという。

2位にも、シンガポールのバイオ企業のBioCheetah社が選ばれた。BioCheetah社は、尿中の細胞を用いたぼうこうがんの診断技術を開発している企業。3位は、インドのCavli Wireless社が選ばれた。同社は、SIMとクラウドプラットフォームを組み合わせた包括的なIoTシステムを開発・提供しようとしている。

Microsoft賞と、観客の投票で決まるオーディエンス賞は、製造機械の保守管理用のアプリおよびモニタリングデバイスを開発・提供しているタイSystem Stone Company社が受賞した。同社のアプリは、製造機械のメンテナンス記録をスマホで管理できるようにするものだ。特に重要な機械については、機械の振動をモニターするデバイスとAIによるデータ解析を使い、予防的メンテナンスで製造ラインが長時間停止することを防ぐ。

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