アパレル法人在庫処分業のShoichi 海外事業拡大へ4億円の資金調達

2019年10月10日、法人在庫処分業のShoichi(大阪市中央区)は、海外事業の拡大に向けて4億円の資金調達を実施したことを発表した。

Shoichiはメーカーから買い取った在庫品を自社運営のWebや実店舗の「Colors-カラーズ」で販売している企業。2018年11月から海外展開に着手しており、日本国内の余剰アパレルを活用し、廃棄処分のアパレル商品を国外で小売販売するという在庫の新しい活路を生み出している。また、売上の一部は東南アジアのNPO・NGOを通じて社会貢献に役立てるCSR活動(『TASUKEAI 0 PROJECT』助け合いゼロプロジェクト)も行なっている。

 海外展開は初月から黒字。今2019年夏まで、マレーシア・クアラルンプール国際空港内の三井アウトレットパークにポップアップを期間限定で出店などもしており、事業は好調だ。現在海外直営店はマレーシアのクアラルンプール中心部に3店舗、ジョホール州に1店舗、カンボジアでは3店舗と、1年間で7店舗に増えた。
今回調達した資金は、既存店舗の拡大と新規出店に用いる予定だ。

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