SBIホールディングス、島根銀に25億円出資し資本業務提携

 SBIホールディングスは、2019年9月6日、島根銀行と資本業務提携することを発表した。地域金融機関の収益力強化と企業価値向上を図る取り組みの一環。SBIホールディングスが19 億円、SBI地域銀行価値創造ファンドが6億円を引き受けた。

業務提携により、SBIグループの金融商品・サービスの提供とグループ企業のテクノロジーの活用を通じた島根銀行の顧客利便性の拡充、営業コストの最適化を図る。さらに、SBIの資産運用ノウハウや、グローバルネットワークから得られるファンド情報などの活用で、島根銀行の資金運用の高度化などを実現する。

島根銀行は、抜本的な収益構造の転換に向け19億円の損失を計上した。同一エリア内に複数店舗ある地域の拠点のスリム化、無人化店舗の完全撤退、昼休業導入による出張所などの人員の削減などの店舗再編策を、2019年12月ごろに実施する予定だ。

Teikei_shakehands.jpg