備中農園 氷感サプライの特殊冷蔵庫で熟成させたジャガイモが金賞
備中農園(岐阜県岐南町)の「零熟インカのめざめ」が、2019年8月度の野菜ソムリエサミットで最高金賞を受賞した。この商品は、氷感サプライ(愛知県知多市)の「氷感庫」で収穫後に6カ月以上熟成させたジャガイモ。トウモロコシや栗、サツマイモのような甘さがある点などを高く評価された。
備中農園では、氷感コールドチェーンで厳しく流通管理を行う「朝生とうもろこし」が2019年7月度に野菜ソムリエサミットの銀賞を受賞している。氷感サプライでは、食材に静電エネルギーを与えることで、0度付近でも凍らせずに長期保存することを可能にする技術を開発。この技術を使った特殊冷蔵庫である氷感庫は、野菜の鮮度保持や肉・魚の熟成などに用いられている。
日本野菜ソムリエ協会では、農産物の価値向上と農業活性化を目指した品評会「野菜ソムリエサミット」を毎月開催している。2019年8月度は最高金賞1品、銀賞7品が選ばれた。
