国土交通省 歩きたくなるまちなかの道を検討する懇談会を設置

国土交通省は、歩き回って楽しめるまちなかの「ストリート」を検討する「ストリートデザイン懇談会」を2019年8月29日に開催する。居心地のよい、歩きたくなるストリートに向けて、様々な分野の有識者が多角的に議論する。検討の内容は、ストリートの使い方・作り方と、これらの取組みを支える仕組みについて。

今のところ、4回の懇談会の開催を予定しており、中間とりまとめは2019年度内に公表する。ストリートの使い方・作り方・支え方をまとめたガイドラインを策定することを目指す。29日の第1回目の懇談会では、三浦詩乃・横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院助教と、泉山塁威・東京大学先端科学技術研究センター共創まちづくり分野助教が総論としてプレゼンテーションし、有識者委員が「これからのストリートに求められるもの」について議論する。
 
10月1日に予定している第2回懇談会では、街路や公共空間の使い方に焦点を当て、ゲスト委員の泉英明・ハートビートプラン代表取締役と西村浩・ワークヴィジョンズ代表取締役(月刊事業構想2019年2月号参照)がプレゼンテーション。「都市生活を豊かにするアクティビティ」をテーマに議論していく計画だ。 

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