東西のJR 「観光型 MaaS」の実証実験開始を発表

JR東日本とJR西日本は、それぞれ「観光型MaaS」の実証実験を開始することを2019年7月17日に発表した。スマートフォンを用いて、観光客が複数の移動手段や飲食などのサービスの検索・予約・決済を一括してシームレスに行うものだ。

JR東日本は、新潟県・庄内エリア デスティネーションキャンペーンに合わせて、新潟市内を中心とした観光型MaaSの実証実験を行う。実験への協力を決めているのは、新潟交通と新潟市だが、今後順次拡大予定だ。

JR西日本は、せとうち広島デスティネーションキャンペーン プレキャンペーンに合わせて、広島県東部を中心とする瀬戸内エリアで実証を実施する。この実験には、広島県、一般社団法人せとうち観光推進機構が協力する。また、ジョルダン、JapanTaxi、電脳交通、タイムズ24、JR西日本レンタカー&リース、一般社団法人しまなみジャパン、ぐるなび、ジェイアール西日本フードサービスネット、日本旅行、瀬戸内海汽船などの企業が参画を決めている。

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