ビズリーチ、羽田未来総研 余市町のPRを人材と空港イベントで支援

ビズリーチ(東京都渋谷区)と羽田未来総合研究所(羽田未来総研、東京都大田区)は、自治体の人材採用と羽田空港を活用した地域のマーケティング・PR分野において連携し、2019年7月3日より自治体に対して新サービスの提供を開始した。第1弾は、北海道余市町のブランド戦略を推進するマネージャーを副業・兼業限定で公募というもの。7月3日から7月30日まで、ビズリーチが運営する転職サイト「ビズリーチ」に掲載する。

余市町戦略推進マネージャーの採用者は、着任後、余市町全体のマーケティングPRを実行する。このため、広報・PRの経験が応募資格となっている。勤務は基本はリモートワークで、月4回の勤務を予定しており、報酬は交通費込みで月額14万円。年度末までに4回程度、余市町を訪問するほか、羽田未来総研と連携し、2019年秋以降、羽田空港内で余市町をPRするイベントを実施する。

ビズリーチはこれまでも自治体と連携し、副業・兼業募集を行っており、広島県福山市や長野県長野市で戦略マネージャー募集を行ってきた。日本空港ビルデングの子会社である羽田未来総研は、羽田空港の「場」を活用したPRイベントなどを実施している企業。自治体に対して販促支援などのアドバイスを行ってきたが、プロ人材と連携したコンサルティングを提供するのは今回が初めて。

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左から、羽田未来総合研究所担当ディレクター根石賢太郎氏、余市町長齊藤啓輔氏、地域活性推進事業部チーフプロデューサー加瀬澤良年氏