メトロエンジン 森トラストなどから3億円を資金調達

ホテルなどに向け、需要予測サービスや、予測に基づく値付け(ダイナミックプライシング)サービスを提供するメトロエンジンは、 総額約3億円を資金調達したと2019年5月21日に発表した。

資金調達の引受先は、BEENOS、森トラスト、NECキャピタルソリューション、サムティ、SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合、凸版印刷、ベンチャーラボインベストメント。調達した資金は、ホテル業界以外の業界、例えばレンタカーや高速バス業界などに向けてダイナミックプライシングを提供するために用いる。データを活用した賃料査定やコインパーキング向けのダイナミックプライシング提供なども視野に入れており、資本を投下して事業を拡大していく計画だ。

メトロエンジンは、需要予測関連のサービスのほか、民泊など物件の短期貸し出しに対応したクラウド管理ツール「民泊ダッシュボード」(月刊事業構想2018年6月号参照)、短期賃貸物件のウェブ掲載から契約までを管理する「マンスリーエンジン」などを提供している企業。

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