経産省 2018年度大学発ベンチャー実態調査を発表

経済産業省は、2018年度大学発ベンチャー実態等調査を2019年5月8日に公表した。併せて、昨年3月に公開した「大学発ベンチャーデータベース」を、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と連携の上、リニューアルした。

調査の結果、大学発ベンチャーは2017年度調査と比較して、185社増加した2278社となった。閉鎖した企業数(152社)と、買収された企業数(10社)を超える企業が新たに設立されたことが分かった。大学別では、東京大学が1位で271社を創出しており、2位が京都大学の164社、3位が筑波大学の111社となっている。調査時点で上場している大学発ベンチャーは64社で、時価総額は約2.4兆円だった。

2018年に経済産業省が公開した(関連記事)大学発ベンチャーデータベースは、2019年以降は同省とNEDOが連携して運営していくことになった。

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