三菱地所 南紀白浜にワーケーションオフィスを開業

三菱地所は和歌山県白浜町に2019年5月7日、多様な働き方を支援するための施設「WORK×ation Site 南紀白浜」をグランドオープンした。会議や短期研修だけでなく、環境を活かしたCSR活動・SDGs、様々なシーンでの利用を想定している。

WORK×ation Site 南紀白浜は、白浜町のシェアオフィス「白浜町第 2IT ビジネスオフィス」の一角を占める。1日1社が占有する形で、机、いす、ホワイトボード、インターネットへのアクセスなど、基本的なオフィス機能は整備されている。利用料は1日10万円。

現時点で、NTTコミュニケーションズ、ギックス、および三菱UFJ銀行が入居企業として内定している。NTTコミュニケーションズではプロジェクトの開発型合宿に、ギックスは開発型合宿と中期滞在型サテライトオフィスに、三菱UFJ銀行はオフサイトミーティングの場として、それぞれ利用予定だ。

三菱地所では、ワーケーションの今後の需要を見込んで、2019度に新たに3拠点の開設を目指している。主要都市からアクセスのよい立地に複数のサテライトオフィスを設置し、利用施設の選択肢増につなげる。

ワーケーションとは、テレワークを活用し、普段とは異なる環境のリゾート地などで一定期間勤務する取り組みのこと。イノベーション創出、モチベーション・生産性の向上につながると期待されている。

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