環境省、経産省 地域循環共生圏の形成へ連携チームを発足

環境省と経済産業省は、地域循環共生圏の形成と分散型エネルギーシステムの構築に向け、連携チームを発足させることを2019年4月12日に発表した。経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長と環境省大臣官房政策立案総括審議官が共同チーム長を務める。

当面の検討項目は、(1)共同実証事業などを通じた地域での分散型エネルギーシステムの構築、(2)再生可能エネルギーを主力電源とする際に必要なコスト低減、地域への普及拡大、環境アセスメントの効率化、(3)地域や個別需要家などエネルギー需要サイドの脱炭素化、の3つ。検討の成果は、今後の政策(予算要求、税制改正要望、制度、運用)に反映することを目指す。

分散エネルギーシステムは、コンパクトシティや交通システム構築など、まちづくりと一体的に導入を進めることで、地域循環共生圏(環境会議2019年4月号参照)の形成への寄与が期待できる。

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