京のロボ旅タクシーがグランプリ クールジャパンマッチング賞

クールジャパン官民連携プラットフォームは、2019年2月19日、クールジャパン・マッチングアワード受賞プログラムを発表した。これは、コンテンツ分野と、食・観光・地方の産業や製造・販売・サービス業などの異業種が連携し、日本の魅力を訪日外国人観光客などにアピールする取組に与えられる賞で、今回が3回目。全47件の応募プロジェクトから、グランプリ1件、準グランプリ2件、審査員特別賞2件が選定された。

グランプリを受賞したのは、京都のタクシー会社エムケイによる「京のロボ旅タクシー」。JTB、シャープ、ゲンと連携したプロジェクトで、モバイル型コミュニケーションロボット「ロボホン」を旅の案内役・ストーリテラーとして活用したタクシー観光を提案している。

準グランプリは、近江八幡市の伝統的建造物群保存地区を舞台にしたアートプロジェクト「BIWAKOビエンナーレ」と、秋田犬の保護費用のために商品開発を実施した「ONE FOR AKITA プロジェクト」が受賞。審査員特別賞は、伊豆シャボテン公園のイルミネーションに、アトラクションや夜行性動物との触れ合いを組み合わせたイベント「伊豆高原グランイルミ」と、緩衝材を浮世絵と組み合わせた川上産業の「浮世絵ぷちぷち」が選ばれた。

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