よみうりランド 利用者数倍増へ植物園と水族館を増設へ

よみうりランドは、2019年から2028年までの成長戦略を2019年2月6日に公表した。同社の設立は1949年で、今年9月に創業70周年を迎える。遊園地、公営競技の施設提供、ゴルフの3大事業を基幹ビジネスとしつつ、新規事業に積極的に取り組む姿勢を示した。

現在の遊園地と隣接する地域に、読売巨人軍が新しい2軍球場を設置するのに合わせ、集客力を向上させる新施設を増設する。具体的には、水族館と植物園の新設を検討している。また、遊園地でも、モノづくりと遊びを融合させた「グッジョッバ!!」を拡大リニューアルし、新しいファミリー向けの施設や、大型のアトラクションを新設する方針だ。

これにより、10年後の売上高は330億円と現在の1.5倍に、営業利益は57億円と現在の2.5倍にする目標を打ち出している。遊園地にキッズ施設と温浴施設を合計した総合レジャーエリアの利用者数は10年後に685万人と現在の2倍に、遊園地とプール、水族館と植物園を合計した「スーパー遊園地」エリアの利用者数は433万人で現在の2.3倍に、それぞれ拡大する計画だ。

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