阪急阪神HD ミニトマト通年栽培で農業参入

阪急阪神ホールディングスグループは、農業ビジネスに参入することを2019年2月4日に発表した。まずは、兵庫県姫路市に設置する栽培ハウスで、高糖度ミニトマトの通年栽培に取り組む。

農業事業は、新規事業開発を担当する子会社のライフデザイン阪急阪神(大阪市)が、農業ベンチャーのオーガニックソイル(東京都中央区、関連記事)と業務提携して進めていく。オーガニックソイルは、独自に配合した土や肥料と、太陽光利用型環境制御ハウスによる栽培、糖度の計測・選果により、年間を通して安定的に高糖度ミニトマトを生産・供給する技術を持つ。ライフデザイン阪急阪神では、オーガニックソイルから栽培技術の提供を受けながら、2019年夏に生産を開始し、年間80トンの販売を目指す。

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