東北大学 オープンイノベーションの専門組織を設置

東北大学は、「オープンイノベーション戦略機構」を設置したと2018年12月13日に発表した。大学を核に、複数の企業が参画する産学連携拠点を形成することが目標だ。

オープンイノベーション戦略機構は総長直下の組織で、産学連携を集中管理する。機構長は、学内の意思疎通と調整を担うポストとして、総長のリーダーシップの下で働く。また、事業化フェーズのオープンイノベーションを展開するプラットフォーム構築に取り組む。

東北大学には、産学連携組織の先行事例である国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)がある。これをお手本に、東北大学を核にした複数企業エコシステム型連携(B-U-B 連携)モデルを発展させる計画だ。まずは、「ライフサイエンス(未来型医療)」と「マテリアルサイエンス(材料科学)」の2分野で、大型産学連携拠点を形成する。

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