フェリシモ 北海道厚真町に社会貢献型CVCを設立

フェリシモは、北海道胆振東部地震被災地の厚真町に、100%出資子会社hope forを2018年12月6日に設立した。hope forはフェリシモのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)で、事業性・独創性・社会性を併せ持つビジネスに挑戦する事業者に投資する。

投資予定額は、設立当初は1億円で、次第に増額していく。投資対象は日本全国の事業。2019年初に、厚真町を起点に域外ベンチャーと地域事業者のマッチングを実施し、投資案件を選定する。その後、日本各地での事業展開を進めて行く計画だ。

厚真町は、2016年から、地域で起業しようとする人を募集し、地域経済の活性化を図っていた。フェリシモは、2017年4月から、総務省が実施する地域おこし交流企業人プログラムを活用して厚真町に社員を1名派遣している。厚真町の社会・産業基盤に被害を与えた北海道胆振東部地震からの復興のためにも、将来世代に希望を贈る事業を後押しするCVCとしてhope forの事業を進めていく。

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