KDDI キッザニア運営企業を子会社化、2020年に名古屋進出

KDDI( 月刊事業構想2018年3月号参照)は、子供向け職業体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUP(月刊事業構想2018年3月号参照)を子会社化したことを2018年10月10日に発表した。10月1日付で、KDDIがKCJ GROUPの株式の過半を取得した。5GやIoTなどの先端技術を活用したキッザニア施設外での職業体験(アウトオブキッザニア)を地域活性化につなげる。

両社は包括的パートナーシップを締結し、協力してキッザニアのプログラムの進化や、各地への展開をおこなう。現在、KCJは国内でキッザニア東京とキッザニア甲子園の2施設を運営している。これらに加え、2020年にもキッザニア名古屋を開業する計画だ。

また、スマートシティ時代に適応した「未来の職業」体験の提供や、5G、IoTなど先端技術を活用したスポンサーパビリオンの強化を計画している。さらに、キッザニアプログラムを地方展開させ、地方自治体等と連携した伝統産業体験プログラムを提供や、先端技術と一次産業などを融合させたエデュテインメントの場の提供も実現する。

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