AI予測のAlpacaJapan 三菱UFJ銀行などから約7.5億円を資金調達

AlpacaJapan(東京都千代田区)は、2018年9月21日、7.5億円の資金調達を実施したと発表した。優先株発行による6.5億円のシリーズA調達と、日本政策金融公庫からの1億円の資本性ローン調達によるもの。

シリーズAで出資したのは、三菱UFJ銀行、SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合などのベンチャーキャピタル、その他複数の個人投資家。

調達した資金は、AIソリューション事業とデータベース技術の研究開発と、プロダクト開発に充てる。同社では「AlpacaForecast」、「AlpacaRadar」、「AI Prediction Matrix」をさらに開発していく考えだ。積極的に人材を採用したり、国内外の金融機関や事業会社へのAIソリューション事業の展開を進める。

AlpacaJapanはMUFGデジタルアクセラレータの第1期参加スタートアップ。MUFGとKDDIが共同設立したネットバンク・じぶん銀行と共に、AIが外国為替相場を分析して将来の為替相場変動を予測してくれるスマホアプリ「AI外貨予測システム」を開発した(月刊事業構想2017年12月号参照)。

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