居酒屋チェーンが資本業務提携でEdTech参入 接客レベル向上へ

高級居酒屋チェーンを運営するきちりは、動画マーケティング事業を手掛けるピーシーフェーズと資本・業務提携した。2018年7月26日に発表した。

両社は、企業における効率的なトレーニングを支援する人材育成サービス「shouin」の共同開発・販売を行う。shouinは、従業員のトレーニング状況、スキル、組織の状態を可視化して多角的な解析を行い、組織の課題を把握した上で改善することを目指したサービスだ。ピーシーフェーズが、デジタルマーケティング事業でのO2O導入や運用の実績から蓄積したノウハウを元に開発した。

外食産業では、最近の深刻な人手不足から、接客レベルの維持が問題になっている。きちりは、店舗でのshouinの実証実験を実施後、全店舗でこのシステムを導入し、接客レベル向上につなげる。同時に、プラットフォームシェアリング事業の一環として、様々な企業へshouinの導入コンサルティングと販売を行う予定だ。

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