東急電鉄 渋谷のビルの壁面を一括利用するプロモーション提供へ

東急電鉄は、渋谷エリアのビルの壁面を一括してプロモーション手段として提供するサービスを開始することを2018年7月17日に発表した。渋谷の街を1つのメディアとして利用した情報発信や宣伝が可能になる。東急電鉄の社内起業家育成制度による4つ目の事業化案件。

この一括壁面利用では、大通りに面した場所だけでなく、渋谷の裏路地も対象とする予定だ。ビルオーナーにとっては、ビル壁面という空き資源の活用ができるようになり、また壁面を美しく維持管理できるという利点があるサービスとなる。

計画では、2018年夏から、渋谷駅周辺の未活用壁面約30カ所を利用したテストマーケティングを開始する。2019年4月までに、約100カ所の壁面で展開する、渋谷の「街ジャック」メディアとしての運用開始を目指す。その後は、既存の屋外メディア事業者などとも連携し、さらなるメディアとしての拡大を予定している。

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