経産省　大企業とR＆Dベンチャーの連携の手引きの新版を発表

第二版では、事業会社側の課題にフォーカスし、企業へのヒアリングや、国内外の事例を調査。事業会社の社外連携責任者、ベンチャー企業の役員、大学関係者、法務・知財の専門家などと検討して取りまとめた。

「手引き」の前半部分は、連携する上での基本となる理由や心構えを掲載している。後半部分は、連携を進める上で問題となる点とその対策を、事例を挙げてまとめた。他にも、連携の進め方や、課題解決の参考にできる情報を集めている。

経産省では、事業会社側にはこの手引きを課題解決に活用したり、社内の関係部門や上司の説得材料として使用して欲しいと考えている。ベンチャー企業には、連携の相手となる事業会社を理解するための参考にすることを勧めている。