パルコ クラウドファンディングのCAMPFIREに出資

CAMPFIRE(東京都渋谷区)とパルコは、業務提携と出資契約を締結したことを2018年6月19日に発表した。パルコはCAMPFIREの一部株式を取得する。

業務提携により、パルコの購入型クラウドファンディング「BOOSTER(ブースター)」を、7月26日から両社で共同運営する計画だ。また、購入型クラウドファンディングを入口とした、新しい金融サービスを共同で検証する。

パルコの「BOOSTER」は、アート、デジタル製品、地域貢献、環境活動などへの資金を調達するクラウドファンディングサイト。CAMPFIREは、購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」などを運営する企業だ。パルコとCAMPFIREは2017年12月、1つのプロジェクトに対し両社が共同で販売促進をする部分連携を開始していた。この結果、目標金額を大きく超える金額を調達し、両社のシナジーが確認できたことから、今回の提携に至った。2020年には、両社合計の流通総額として年間200億円を達成することを目指している。

CampParco.jpg