薬剤耐性(AMR)対策啓発の優れた取り組みを公募

 

内閣官房国際感染症対策調整室は、薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰の対象となる取組事例を2018年5月28日から募集している。募集の締切は6月29日。

近年、細菌、ウイルス、寄生虫などがAMRを獲得し、従来は効果があった薬が治療に使えなくなる例が増加しており、世界の公衆衛生上の大問題となっている。内閣官房は、国内のAMRに対する関心を高めるため、2017年から薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰を実施しており、今回が2回目となる。

取組事例を募集しているのは、1.国民部門、2.医療部門(患者・医療従事者向け普及啓発)、3.研究・教育部門(研究者・研究機関による普及啓発または教育関係者・子供などへの普及啓発)、4.動物部門(獣医療関係者への普及啓発)の4部門。優れた取組には、薬剤耐性対策推進国民啓発会議議長賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、「薬剤耐性へらそう!」応援大使賞が授与される。募集要項など詳細はこちら

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