NEXCO中日本 農地所有適格法人を設立して農業に参入

NEXCO中日本は、高速道路会社としては初めて、農地所有適格法人を設立することを2018年5月24日に発表した。農業による、高速道路沿線地域の活性化をめざす。鈴生(静岡市)と連携して農地所有的各法人を設立し、浜松市内を中心に、レタスや枝豆などの生産・販売を開始することで合意した。

今後設立する新会社では、既存農地の多面的活用に取り組む。具体的には、米や野菜などの休閑期に、地域の農家から農地を借りて行う裏作や、耕作放棄地の再生を行う。未利用の農地の活用により、地域景観の維持など、高速道路沿線地域の活性化に寄与することを目指す。

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