自治体マーケティング広報フォーラム 東京・表参道で開催

宣伝会議と事業構想大学院大学、社会情報大学院大学は、2018年5月22~23日、自治体マーケティング広報フォーラム2018を開催する。同フォーラムは、「シティープロモーションの知の集約の場」として、自治体がプロモーションやマーケティングを効果的に実施するために参考になる、自治体の戦略・先行事例や企業のサービスなどを紹介するもの。2日間で、自治体や企業などから、延べ1800人の参加を見込んでいる。

22日には、奈良県生駒市の小紫雅史市長が「自治体3.0のまちづくり」のタイトルで講演した(下写真)。市民をお客様として扱い、行政主導で物事を進める「自治体2.0」に対し、市民とともに汗をかき、事業を協創するのが「自治体3.0」だ。地域に関わる人の方が市民満足度は高く、定住希望率も高くなる。皆で楽しみ、皆で課題を解決するという取り組みだが、その実現には、地域愛と行動力から成る「市民力」が不可欠。市長が呼び掛けて、市民と事業者・行政がともに汗をかくまちづくりを実施し、地域の活力や魅力を向上させようとしている。

フォーラム1日目にはこのほか、秩父地域おもてなし観光公社事務局長の井上正幸氏、渋谷区観光大使ナイトアンバサダーのZeebra氏などが登壇し、地域からの情報発信、国内外の動向を紹介。23日には、佐賀県と福岡県春日市の広報広聴担当者、佐賀市のシティプロモーション担当者が登壇し、各自治体での成功事例を語る。

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