楽天 民泊運用代行サービスを開始

Rakuten STAYは、不動産オーナーに対し、楽天がブランドを貸与し、楽天LIFULLSTAYが部屋のデザイン・施工から、清掃などの日常の運用までを代行するサービス。立ち上げ時には、不動産オーナーに対してコンサルティングを提供し、行政対応についてもサポートする。特区民泊、住宅宿泊事業法（民泊新法）における民泊施設、旅館業法における簡易宿所などを主な対象としている。　

このサービスを導入した民泊や簡易宿所は、歯ブラシ、ソーイングキットやシャンプーといった、宿泊所に付随するアニメティグッズもRakuten STAYブランドで揃える。Rakuten STAYを導入した施設に宿泊すれば、利用者はどこでも一貫したコンセプトに基づく設備や付帯サービスを受けられることから、民泊を利用したことがない利用者のハードルを下げられる。

また、今後の構想として、鍵の受け渡しやチェックイン、チェックアウトなどのフロント業務、朝食やカフェを提供する基幹施設を開設し、街全体を宿泊施設のようにする計画を紹介している。

なお楽天では、民泊新法の施行に合わせて、2018年6月以降に民泊仲介サービス「Vacation Stay」の立ち上げも計画している。楽天トラベルとの連携に関しては議論中だという。